不倫された妻「サレ妻」でも復縁を目指してみる

つい先月、不倫された。しかも妊娠8か月、結婚してまだ1年半で。

不倫された妻「サレ妻」なんてSNSなどで流行っているけれど、そんなくくりにできるほど、不倫されたことは恐ろしくドラマチックでもなければ、現実。

特に、再構築の道を選ぶとなるなら、それは徹底的に戦うよりも辛いし、恐ろしいほどに現実なのだと知った。

それでも、夫に愛のような情のようなものが残っているから、また金銭的な面から再構築を望むなら、それはとてもとても大変なこと。

離婚を選んだからといって、忘れるのが簡単なわけではないけれど、再構築もきっともっともっと大変だと思う。

憂さを晴らす場所もない状態が続く。

不倫されたからといって、即座に離婚に踏み切れる夫婦ばかりではないらしい。

子供がいる場合もあるし、それだと金銭的にどうしても夫に頼る部分があるからだと思う。

私も、夫の不倫が発覚してから、数々の「サレ妻」「再構築」の情報を調べまくった。

不倫された状況も、不倫の期間も、どのような話し合いの結果になったかも、不倫相手とはどうなったかも、本当に不倫は各家庭によって状況が違う。

だからこそ、私の場合の不倫や再構築も、ひとつの情報として、いま夫の不倫に苦しんでいる人の、心の支えにでも、希望にでも、暇つぶしにでも、なにか役に立てばと思って、ブログに残すことにしました。

センシティブな内容で、とても周りに相談できる内容じゃなくて、親しい人にほど相談しずらい内容だからこそ、こうした見ず知らずの一人の妻の情報が、何かの役に立てばうれしいです。

私も、まだ再構築ができているわけではありません。

今は再構築を目指していますが、結局どこかで離婚することになるのかもしれません。

ですが、そこまでの心の変化や状態、傷の乗り越え方などが参考になれば嬉しいです。

目次

妊娠7か月で夫の態度に変化が現れる

妊娠初期の夫は、動けない私に代わって家事をこなしてくれたり、とてもやさしい夫でした。

妊娠7か月に入る頃、夫は「仕事が忙しい」といって、家にいる時間が極端に少なくなりました。

「明日は早いから」といって、職場に前泊するようになったり、「土日も仕事になった」といって、土日も家にいないことが増えました。

妻である私は、扶養内で働く程度のため、夫の稼ぎがメインの生活費です。

「私の収入はほぼ全て、貯金に回そうね」と話しており、その通りにしていました。

夫はそれによって、自由に使えるお金が少なく、それもストレスだったのだと、後からわかりました。

仕事が忙しくて、家にいる時間が少なくても「家族の為に頑張って働いてきてくれている」と、私は信じて疑っていませんでした。

そんな生活が1カ月も続く頃には、夫の顔や態度にも疲れがでて、私に笑いかける時間も減り、むしろ家でイライラした態度を見せるようになり、喧嘩も増えていきました。

「そんなに仕事が忙しいんだ、少しでも家でくつろげるようにしよう」と、私は家でいつもやらない場所の掃除をしたり、体調が良い日には夕飯のおかずを増やすようにするなど、自分なりに頑張りました。

それでも夫の態度は良くならず、前は子供の名前を一緒に考えるなどしてくれていたのに、私だけでなく子供への興味も減っていきました。

その時、夫が良く口にしていたのが「こんな俺と一緒にいるの、嫌じゃない?」でした。

私は「嫌じゃないよ」と言い続けました。

そんな風に考えてしまう、夫は今、子供がこれから産まれてくるプレッシャーで、うつ病になりかけているんだ、私が支えなくては、そんな風にさえ思っていました。

夫の不倫を発見してしまう

夫が家にいる時間が少なくなったころ、夫のお金を使う量が増えていることにも気づきました。

銀行口座から、普段よりも5~6万円も多く降ろしていたのです。

さすがにお金を使い過ぎているので、夫に注意をしましたが、それでも、その週末に2~3万円もお金をおろしていて、さすがにおかしい思いました。

私が妊娠中という事もあり、最初は「風俗にでも行っているのかも…」と考えました。

自宅で夫と話をしているときに、違和感を覚えました。久しぶりに夫婦生活があったときのことです。

私は妊娠中だったので、口でしたのですが、明らかに違和感がありました。「これは女がいる」と。

風俗か、他に女がいるかのどちらかだ。どちらかはわからないけど、性行為は他である。

そう分かった私は、夫がシャワーを浴びている間に、夫のスマホを見ました。

夫のスマホは、二人が付き合いたての仲睦まじい時に、お互いにスマホを開けられるようにしておこう、といって暗証番号を教え合ったものでした。

開けてみると、女とのやり取りをしてたそのままの画面のままスマホを閉じたのか、開いた瞬間から女とのやり取りを見ることができました。。

つまり、私と行為に及ぶ直前まで、不倫相手と「会いたい、会って話がしたい」などといったやり取りをしていたということ…

私は事実を受け止められないままでしたが、つい最近みたテレビで言われていたように、スマホの画面を自分のスマホの動画機能を使って録画をしました。

細かい内容や文章は、あとで録画で見返しながら読めばいい。

だからとにかく、スクロールして遡りながら、それを録画しました。

夫にカマをかけるも、真相は告げることができず…

決定的なやり取りを見てしまった私は、夫がシャワーから出てくる音で、急いでスマホを閉じました。

そして夫に、それとなく違和感を伝えてみました。

「ほかに好きな人でもできた?」

スマホを見たとは言いませんでしたが「どうして?」と聞かれたので「最近お金をたくさん使っているし、風俗に行っているか、他に好きな人でもできたのかな?と思って」と伝えました。

しかし当然、夫は否定しました。私自身もまだ、女性と「会いたい」といったやり取りを見ただけなので、そこまで強くは言いませんでした。

夫は離婚歴があり、前の奥さんとは「妻側の不倫」で離婚しています。

なので、夫がまさか不倫をするとは思いませんでした。不倫された側の辛さはよくわかっていると思ったからです。

そのため「自分がされて嫌だったこと、他人にしないよね」とくぎを刺しておきました。そうしたら、不倫をやめると思ったのです。

それを聞いた夫は逆切れ「何回もしつこい。なんなの?気分悪い」といいましたが、私はそれを、どこか冷めた目で見ていました。

あー。本当のこと、痛い所つかれてキレてるんだろうなー…

まだ内容を具体的に見ていませんでしたが、これは不倫だと解りました。

夫が家を出てから、具体的に動き出す

夫が家を出てから、私は具体的に調べ始めました。

まずはスマホで録画したLINEのやりとりを見る。決定的に黒でした。

夜に待ち合わせをして、朝に分かれてまたLINEのやり取りを始める…

その一部始終のやり取りを見ました。

次に私は、勝手に離婚されないようにしなくてはと思い、離婚届けの不受理申出を提出しに行きました。

「離婚届けは、勝手に提出しても受理される」といった話を聞いたことがあったからです。

良く調べれば、受理された離婚届けを取り下げるように申請することができるようなのですが、それはあくまでも「受理された離婚届けの受理を取り消す」という手続きの為、時間がかかるなど手間がかかるそうです。

そのため、最初から受理されないように「不受理届」を出すのが良いとのことで、次の日朝いちばんに市役所に提出しに行きました。

離婚届不受理申出を提出しに行ったとき「市で紹介してもらえるような弁護士はいるのか?」聞いてみました。

確定申告などの際に、税理士の一覧が税務署に置かれていたことを思い出したためです。

すると「無料相談がある」と紹介され、今回のことを、弁護士に相談することにしました。

弁護士の無料相談で「探偵」か「内容証明郵便」

その時の私は、とにかく冷静でした。今考えれば、まだまだどこか他人事だったんです。

あまり「夫に裏切られた」という感覚もなく、どこか「不倫されたらやること」を淡々とこなしているような感覚でした。

弁護士へ相談したところ「相手の名前や住所・電話番号などがわからないと、内容証明郵便を送ることができない」「探偵の撮影する”写真”の証拠は強い」ということを聞きました。

このまま弁護士に内容証明郵便をお願いするためには、相手のフルネームがわからないといけない。できれば住所もわかると良い…とのことで、私はまずは探偵に依頼をすることにしました。

探偵に依頼をすると決めたからには、探偵社に相談して相見積もりをとることにしました。

私は何件か問い合わせを入れましたが、詳しく話を聞く面談(営業)を受けたのは、2社だけです。

2社すこし大き目の、安心できるような探偵社の話しを聞いて、後はどちらの営業さんの方が信頼できそうか?で探偵社を選びました。

それから、夫が不倫相手と会いそうな日にお願いをする相談をして、いよいよ依頼をすることになりました。

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